新 臨床神経眼科学(増補改訂版)
新 臨床神経眼科学(増補改訂版
あれから3年、さらにUp to dateな内容を盛り込み、さらに神経眼科の最先端へ
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執筆者(五十音順)
池田誠宏,池田尚弘,内海隆生,片野拓哉,神野早苗,木村亜紀子,木村直樹,栗本拓治,来栖昭博,鈴木温,田野良太郎,寺田木綿子,内藤哲行,西崎順也, 西村雅史,秦真実,平島育美,藤井雅彦,古河雅也,平島育美,藤井雅彦,古河雅也,保科幸次,三村治,山縣祥隆,山田元子(以上,兵庫医科大学)
安積 淳,石橋一樹,井上正則,金森章泰,楠原仙太郎,石橋和子,関谷善文,中村誠,根木昭,前田秀高(以上,神戸大学)
絵野亜矢子(大阪バイオサイエンス研 究所)
岩崎嘉秀(芦屋市立病院)
野村耕治,山田裕子(以上,兵庫県立こども病院)
三反田智博(宝塚市立病院)
波田順次(神鋼病院)
山本恭三(京都 府立医科大学)
本書が上梓されてから3年が経過しましたが、その間にもすでに画像診断法や遺伝子診断などいくつかの分野で新しい知見が得られ、編者としては最新の情報を 伝えきれていないことにもどかしさを感じていました。本書は当初から、最新の神経眼科学の知識を読者にお伝えすることを至上命題としていましたので、今回 版を重ねるのを機会に、部分的ではありますが改訂を行うことになりました
今回の改訂では、初版発行後ご指摘いただいた誤りや誤植の訂正以外に、「外転神経麻痺」の項をすべて書き直すなど、全部で32項目に関して全面的あるい は部分的に加筆修正を行っています。図も不鮮明なものは鮮明なものにかえ、文献も可能であれば最新のものを引用しています。また、最後の「これからの神経 眼科」の章には、とくに進歩の著しい画像診断法として「Fiber tracking」の項を追加しています。
この増補改訂版が神経眼科学の標準的な成書となり、読者の診療と研究に役立てれば編者の大いなる幸いです。
(序文より)
内容目次
I | 神経眼科における診察法・検査法 | ||
II | 視路の異常 | ||
1.視神経障害/2.視交叉およびその近傍の病変/3.上位視路の病変 | |||
III | 眼球運動の異常 | ||
1.核上性眼球運動障害/2.核および核下性眼球運動障害/3.神経筋接合部障害/4.外眼筋および周囲組織の異常/5.眼振および異常眼球運動 | |||
IV | 瞳孔・調節・輻湊機能の異常 | ||
1.瞳孔・調節機能の異常/2.輻湊・開散機能の異常 | |||
V | 眼窩・眼瞼の異常 | ||
1.眼窩の異常/2.眼瞼の異常 | |||
VI | その他 | ||
1.心因性反応/2.全身疾患と神経眼科/3.網膜疾患の接点/4.緑内障との接点/5.各種検査 | |||
VII | これからの神経眼科 | ||
1.視神経移植と再生/2.遺伝子診断と治療/3.実験的視神経炎/4.視神経症の新しい治療法の試み/5.膝状体外視覚系/6.固視微動の解析 /7.Functional MRI /8.Fiber tracking |