‘書籍案内’ 一覧
図説緑内障診断
2019年2月18日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho065.htm図説緑内障診断
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緑内障の管理に必要な検査を網羅! 最新情報も満載!
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本書の特色
緑内障の基本的な診断技術について,満遍なく知識を持ち,十分な経験を積むことが緑内障診療の第一歩です.
本書は緑内障の管理に必要な検査について網羅されたテキストです.実用的な緑内障関連の診断技術に関して,最新の知識を概観するのに役立つことを第一に考えて編集されました.鮮明なカラー写真・イラストを多用することで,視神経や隅角の異常所見のイメージをつかんでいただきやすいように工夫されています.
各章を読めばその検査が理解でき,通読すれば緑内障の検査がすべてわかることになっています.
内容目次
第1章 | 網膜・視神経 | ||
1. | 緑内障性視神経症の眼底所見 | ||
2. | OCT(Optical Coherence Tomography) | ||
3. | 症例 | ||
第2章 | 視野 | ||
1. | 視野検査の基本 | ||
2. | ハンフリー視野計 | ||
3. | オクトパス視野計 | ||
4. | ヘッドマウント型視野計アイモ | ||
第3章 | 細隙灯顕微鏡 | ||
1. | 緑内障に関連する代表的な細隙灯顕微鏡所見 | ||
第4章 | 眼圧 | ||
1. | 眼圧とその生理的変動 | ||
2. | ゴールドマン圧平眼圧計 | ||
3. | Icare眼圧計 | ||
4. | その他の眼圧計 | ||
第5章 | 隅角 | ||
1. | 隅角の構造 | ||
2. | 隅角鏡検査 | ||
3. | 前眼部画像解析装置 |
三次元世界に生きる -二次元から三次元を作り出す脳と眼-
2019年2月18日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho066.htm三次元世界に生きる -二次元から三次元を作り出す脳と眼-
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「二次元から三次元」への変化,「有限から無限への跳躍」を経験した著者による弱視・斜視治療の魅力!
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本書の特色
1+1=2 ではなく ∞(無限大)
私たちの脳と眼は,両眼の網膜に映る二次元の像だけを元に三次元の世界を再構築しています.そのしくみと不思議を紹介したいというのが本書の目的です.一目瞭然とまではいきませんが,見て理解していただけるよう多くのイラストを使っています.
治療により両眼視が改善する例もある一方で,網膜異常対応や微小角斜視となる例もあります.それらの病態を考えるには,視覚や両眼視が正常に発達し機能するとはどういうことか,そのためになにが必要か,眼内だけでなく脳の中に立ち入らねばなりません.
拙著が,三次元世界や弱視・斜視分野への興味の入り口になれば,これほど嬉しいことはありません.
(「はじめに」より抜粋)
内容目次
1. | Titmus Stereo Testと60秒 |
2. | 生理的複視とホロプター |
3. | 立体視・奥行き感覚とPanum融像感覚圏 |
4. | 生理的複視を利用した訓練 |
5. | Random Dot Stereogram |
6. | 単眼の手がかり |
7. | 平面と立体・乳児内斜視 |
8. | 輪郭を強調するしくみ |
9. | 神経節細胞の役割分担 投手Xと外野手Y |
10. | 視覚情報処理の2つの経路 |
11. | 後頭葉第一次視覚野の職人たち |
12. | 空間視と形態視の最終ステージ |
13. | 形態視の障害-失認,空間視の障害-失行 |
14. | 網膜対応点と両眼視細胞(視差選択性細胞) |
15. | 眼優位コラム |
16. | 眼優位コラムの形成と弱視 |
17. | M系とP系の役割分担 |
18. | 眼球運動の非対称性とM系経路の発達 |
19. | 視覚の進化と両眼視 |
20. | 逆さめがね・視覚の三次元地図 |
21. | 固視を安定させるしくみ |
22. | 視覚はよみがえる |
23. | 網膜異常対応・感覚適応 |
24. | 立体視と生活・職業 |
図説コンタクトレンズ完全攻略
2018年4月16日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho064.htm図説コンタクトレンズ完全攻略
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見て読めば よくわかる コンタクトレンズ処方前検査と処方の実際!
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本書がめざしたのは
コンタクトレンズ処方にかかわる眼科医,視能訓練士,メディカルスタッフがどのような難症例に遭遇しても適切に対処できるようにすることです.本書は基礎的なことしっかり踏まえたうえで最新の情報を提供し,コンタクトレンズ処方の初心者,上級者を問わず,本書を参考にすることで視力障害の患者さんに良好な視力と快適な社会生活を提供することができるように,読みやすく理解しやすいものにしました.
(序文より)
内容目次
I コンタクトレンズ処方前検査 | ||
1.ここまでできる角膜検査 A.角膜組織の検査 B.角膜形状の検査 2.ここまでできる涙液検査 A.ドライアイ判定基準 B.ドライアイ観察装置(DR-1)などを用いた画像検査 C.マイボーム腺機能不全,Lid Wiper症候群の検査 3.ここまでできる視機能検査 A.過矯正を防ぐための視力検査 B.波面収差解析装置を用いた視機能検査 |
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II コンタクトレンズ処方 | ||
1.球面コンタクトレンズ処方 A.球面ハードコンタクトレンズ処方 B.ハードコンタクトレンズの苦情処理 C.球面ソフトコンタクトレンズ処方 2.正乱視眼へのコンタクトレンズ処方 A.強度乱視眼への非球面ハードコンタクトレンズ処方 B.強度乱視眼へのベベルトーリックコンタクトレンズ処方 C.乱視眼へのトーリックソフトコンタクトレンズ処方 3.不正乱視眼へのコンタクトレンズ処方 A.円錐角膜などへの処方 B.円錐角膜などへのローズK2レンズ処方 C.円錐角膜などへのミニスクレラルレンズ処方 D.ペルーシド角膜辺縁変性へのツインベルレンズ処方 E.Stevens-Johnson症候群への輪部支持型ハードコンタクトレンズ処方 F.角膜移植術後・角膜外傷後・屈折矯正術後へのハードコンタクトレンズ処方 4.老視眼へのコンタクトレンズ処方 A.老視眼へのハードコンタクトレンズ処方 B.老視眼へのソフトコンタクトレンズ処方 C.白内障術後への対応 D.低加入度数遠近両用コンタクトレンズの応用 E.眼精疲労への対応 5.乳幼児・小児へのコンタクトレンズ処方 6.兎眼へのコンタクトレンズ処方 |
硝子体手術のワンポイントアドバイス
2012年12月27日 木曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho063.htm硝子体手術のワンポイントアドバイス
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硝子体術者の心構え,手術の習熟と研鑽の極意,実際の術式をあますところなく解説!!
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・“ワンポイントアドバイス”ならではのエッセンスが凝縮!
機器の取扱い,術式の基本,術中に発生する予期せぬトラブルへの対応など,ポイントを解説
・初級編,中級編,上級編の3部構成で理解もステップアップ!
すべての項目で解説が左頁に,カラー写真,イラストを右頁に収載,見開き・読み切り
・豊富で鮮明なカラー写真,イラストが満載!
330枚に及ぶカラー写真,イラストが手術の臨場感を醸成
内容目次
【初級編】 | ||
1.強膜創作製時の注意点/2.灌流ポート設置時の注意点/3.術中低眼圧の原因と対策/4.黄斑部からの人工的後部硝子体剥離作製法/5.ディープセットアイへの対応/6.眼球突出眼に対する硝子体手術時の圧変動/7.無水晶体眼における空気灌流下での周辺部眼底観察/8.ライトガイド眼外照射による眼底周辺部の視認性確保/9.Tenon囊下麻酔による脈絡膜皺襞/10.医原性鋸状縁断裂の予防と対策/11.網膜硝子体手術における結膜,Tenon囊および上強膜血管の処理/12.術後疼痛緩和の重要性/13.硝子体腔内ガス注入のコツ/14.膨張性ガスによる眼圧の推移/15.全身麻酔下における笑気による眼圧変動/16.ガスタンポナーデによる隅角癒着防止のための前囊保存/17.ガス白内障/18.硝子体手術における角膜内皮傷害/19.眼内レンズ毛様溝縫着術/20.シリコーン眼内レンズ挿入眼における硝子体手術の問題点/21.硝子体手術後の虹彩捕獲/22.強膜バックリング手術におけるTenon囊縫合の意義/23.裂孔原性網膜剥離に対する硝子体手術時のバックル併用の是非/24.内部排液のための意図的裂孔作製時の注意点/25.裂孔原性硝子体出血に対する硝子体手術/26.糖尿病網膜症の硝子体手術時に形成される網膜格子状変性関連の医原性裂孔/27.糖尿病硝子体手術後の再出血例に対する液空気置換/28.増殖糖尿病網膜症における後部硝子体皮質下の新生血管/29.硝子体再出血例に対する一時的絶対安静/30.弱毒菌性眼内炎に対する眼内レンズ温存硝子体手術/31.硝子体手術後に発症するドライアイ/32.陳旧性硝子体出血例に対する硝子体手術時の注意点/33.脈絡膜上腔への気体誤注入/34.硝子体手術後晩期に発症する開放隅角緑内障/35.眼トキソカラ症に対する硝子体手術/36.眼内悪性リンパ腫に対する硝子体手術/37.Terson症候群の硝子体手術/38.硝子体囊腫に対する硝子体手術/39.Uveal effusionに対する強膜開窓術/ | ||
【中級編】 | ||
1.硝子体基底部に生じる医原性裂孔/2.硝子体手術時の医原性黄斑裂隙/3.トリアムシノロンアセトニドによる残存硝子体の処理/4.水晶体を温存した周辺部硝子体切除のコツ/5.ガスタンポナーデ後の隅角変化/6.シリコーンオイル下増殖膜の処理/7.シリコーンオイル抜去後のトラブル/8.双手法による人工的後部硝子体剥離法/9.硝子体手術におけるSoemmering輪の処理法/10.癒着の強固な黄斑上膜に対する硝子体手術/11.強膜バックリング手術後の続発性黄斑上膜に対する硝子体手術/12.黄斑円孔硝子体手術時の医原性裂孔形成を回避するコツ/13.網膜色素変性に伴う黄斑円孔に対する硝子体手術/14.網膜下索状物を有する網膜剥離に対する硝子体手術/15.網膜再剥離例に対する追加ガスタンポナーデと光凝固の併用療法/16.巨大裂孔網膜剥離に対する硝子体手術/17.深部裂孔を伴うアトピー性網膜剥離に対する硝子体手術/18.脈絡膜剥離合併例の対処法/19.脈絡膜剥離による一時的バックル効果/20.増殖糖尿病網膜症における再増殖膜の処理法/21.糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体手術後の血管新生緑内障/22.黄斑裂孔を伴う糖尿病性牽引性網膜剥離に対する硝子体手術/23.糖尿病性牽引性偽視神経萎縮に対する硝子体手術/24.乳頭上新生血管膜抜去時の止血法/25.糖尿病硝子体手術時に生じるavulsed retinal vessel/26.網膜下出血を伴う糖尿病牽引性網膜剥離に対する硝子体手術/27.ぶどう膜炎に対する硝子体手術後の合併症/28.緑内障濾過手術後の眼内炎に対する硝子体手術/29.転移性細菌性眼内炎に対する硝子体手術/30.増殖病変を有する網膜静脈分枝閉塞症に対する硝子体手術/31.超音波白内障手術時の核落下例に対する硝子体手術/32.眼内鉄片異物の摘出/33.草刈り機による眼外傷に対する硝子体手術/34.硝子体出血をきたした網膜分離症に対する硝子体手術/35.固定内斜視眼に対する硝子体手術/36.角膜混濁例に対する硝子体手術①/37.角膜混濁例に対する硝子体手術②/38.角膜移植後の網膜剥離/39.先天緑内障眼の網膜剥離/40.未熟児網膜症に対する輪状締結術 | ||
【上級編】 | ||
1.易凝血性出血例に対するヘパリンの有用性/2.黄斑円孔網膜剥離に対する硝子体手術/3.前部増殖硝子体網膜症と網膜下シリコーンオイル迷入/4.手術既往のない増殖硝子体網膜症に対する硝子体手術/5.家族性滲出性硝子体網膜症に伴う網膜剥離に対する硝子体手術/6.Stickler症候群に伴う網膜剥離/7.増殖糖尿病網膜症の難治例①/8.増殖糖尿病網膜症の難治例②/9.星状硝子体症を伴う増殖糖尿病網膜症の硝子体手術/10.裂孔併発型糖尿病牽引性網膜剥離に対する硝子体手術/11.赤道部増殖を有する増殖糖尿病網膜症に対する硝子体手術/12.乳頭前方へ発育した増殖膜を有する増殖糖尿病網膜症/13.強膜創血管新生の処理法/14.増殖性病変を有する内因性真菌性眼内炎/15.高度の網膜壊死をきたした桐沢型ぶどう膜炎に対する硝子体手術/16.著明な網膜下増殖組織を有するコーツ病に対する硝子体手術/17.Bloch-Sulzberger症候群に対する硝子体手術/18.眼球破裂例に対する硝子体手術/19.未熟児網膜症Ⅴ期に対する硝子体手術 |
視能矯正学 用語解説辞典
2010年11月9日 火曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho062.htm視能矯正学 用語解説辞典
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視能矯正学分野の用語を解説した医療関係者必携の書!
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執筆者(五十音順)
東範行(国立成育医療研究センター)/安宅伸介(大阪市立大学)/新井紀子(古吉眼科)/
飯塚久美子(兵庫県立こども病院)/礒辺真理子(千葉県こども病院)/稲垣尚恵(大阪医専)/
魚里博(北里大学)/鵜飼一彦(元 早稲田大学)/鵜飼喜世子(名古屋大学)/
臼井千恵(帝京大学)/内川義和(九州保健福祉大学)/内田冴子(九州保健福祉大学)/
内海隆(内海眼科病院)/大石恵理子(井上眼科病院)/大庭正裕(札幌大庭眼科)/
金谷まり子(東邦大学)/可児一孝(滋賀医科大学)/川瀬芳克(愛知淑徳大学)/
木村亜紀子(兵庫医科大学)/木村久(木村眼科)/久保喜美(洛和会京都看護学校)/
黒田紀子(千葉県こども病院)/河本ひろ美(井上眼科病院)/小島ともゑ(大阪医専)/
西信元嗣(ナンバ眼科)/佐々本研二(ささもと眼科)/佐藤美保(浜松医科大学)/
澤口昭一(琉球大学)/下條裕史(大阪大学)/庄司純(日本大学)/白木邦彦(大阪市立大学)/
菅澤淳(大阪医科大学)/杉山能子(金沢大学)/関谷善文(元 関谷眼科クリニック)/
高木満里子(のむら眼科医院)/高木峰夫(新潟大学)/竹田千鶴子(防衛医科大学校)/
田邊宗子(愛知淑徳大学)/田淵昭雄(川崎医療福祉大学)/中前美佳(盛眼科医院)/
中村桂子(大阪医科大学)/仁科幸子(国立成育医療研究センター)/
野村耕治(兵庫県立こども病院)/橋本禎子(桜水さかい眼科)/長谷部聡(岡山大学)/
初川嘉一(大阪府立母子保健総合医療センター)/濱村美恵子(大阪医科大学)/
早川友恵(帝京大学)/林孝雄(帝京大学)/原澤佳代子(東京医科大学)/
張替涼子(新潟大学)/平井淑江(愛知淑徳大学)/深井小久子(日本視能訓練士協会)/
福山千代美(前 日本大学)/藤山由紀子(首都医校)/不二門尚(大阪大学)/
母坪雅子(札幌きい眼科)/増田勝子(神戸総合医療専門学校)/松岡久美子(帝京大学)/
松本長太(近畿大学)/松本富美子(近畿大学)/溝部惠子(京都第二赤十字病院)/
三村治(兵庫医科大学)/向野和雄(神奈川歯科大学)/守田好江(Gemstone Foundation)/
森山涼(井上眼科病院)/矢ヶ﨑悌司(眼科やがさき医院)/八子恵子(北福島医療センター)/
山下牧子(東京医科歯科大学)/山本節(兵庫県立こども病院)/横井則彦(京都府立医科大学)/
横山連(大阪市立総合医療センター)/羅錦營(羅眼科)/若倉雅登(井上眼科病院)
視能訓練士国家試験を受験される方々のために毎年の試験問題を中心に解説した「視能訓練士 スペシャリストへの道」を発刊しておりました。そのなかで主な用語を索引にまとめ、活用していただくようにしていましたが、今回、これらの用語をまとめて、視能矯正学の用語解説辞典を企画しました。視能矯正用語集は1993年に日本視能訓練士協会から発刊されていますが、英語と学術用語をまとめたもので、それには用語の解説はついていません。
今回の用語解説辞典では、簡単な用語はその意味や解説となっていますが、どのように使用されるか、関連項目もあげて理解しやすいように必要な場合は図表をつけ、注意点についても記載していただいています。本書は日常診療において、眼科医、視能訓練士などの医療関係者に広く利用されることを希望しています。
本書の執筆者は「視能訓練士 スペシャリストへの道」を担当してくださった方々を主に、さらに視能矯正学の用語ですから、できるだけ視能訓練士の方々に参加していただきました。
(序文より)
本書の特色
1. | 視能矯正学で扱われている「主な用語」を日本語、欧語を区分けせず50音順に配列し日本語の用語には英文等を併記 | ||
2. | 「主な用語」の他に、それらに関連する用語を「関連用語(類似用語)」として挙げ、対応する英文等を併記 | ||
3. | 本書に出てくる主だった略語を巻末にまとめて掲載 |
手術学入門
2010年5月17日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho061.htm手術学入門
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品切れ |
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外眼部 外来手術マニュアル
2010年5月17日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho060.htm外眼部 外来手術マニュアル
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Eye adnexaの手術を写真・イラストを多用しわかりやすく,読みやすく!
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近年,眼科手術の発展は目を瞠るものがあり,多くの手術書が出版され,その技術も日進月歩である.つい10年ほど前には不可能であった疾患も,今では手術できるようになったとよくいわれる.これは大変喜ばしいことであるが,その多くはeyeballの領域であり,eye adnexaでは未だ目覚ましいというにはほど遠い.この原因はいろいろあろうが,eye adnexaはやはり眼科領域では傍流であり,皆の関心が今ひとつであることが第一にあげられる.
しかし,患者にとって自分に行われる手術は,何であれ決して傍流の手術ではない.さらに外来で行うeye adnexaの症例は比較的遭遇することの多い疾患である.そこで手術にあたって,教科書を読んだり,先輩に尋ねたりするのであるが,eyeball surgeryの場合と異なり,教科書を読んでも理解しにくい所が少なくなく,また先輩にそれらを尋ねても,明快な答えが返ってこないことがしばしばである.これは一般に,eye adnexaの手術では型どおりの手術が少なく,疾患の成因や手術操作の目的および意味に対する理解が少ないことが第一の原因と考えられる.
今回,このような背景から『外眼部外来手術マニュアル』の刊行を企画した.本書では,対象疾患を日常の外来でみられるポピュラーな疾患で,外来手術の範疇に入るものに限った.
この教科書にご執筆頂いた先生方は,いずれもその方面でのエキスパートの方ばかりである.この教科書を作るにあたって,我々はエキスパートの先生方に,本文の枚数にはある程度目安をつけるものの,写真やイラストには制限を設けず,先生方が必要と思われるだけつけて頂くようお願いした.これはeye adnexaの手術は文章だけでは理解しにくく,写真やイラストによるほうがずっと理解しやすいと考えたからである.また,文章も読みやすいもの,理解しやすいものにとお願いした.
Eye adnexaの手術をこれから初めて行おうとされる若い先生方や,あるいは実際に手術をして困った症例に遭遇された先生は本書をお読みになれば,その直接の解答がみつからなくても,必ずやそのヒントは見つかるものと確信するしだいである.
(序文より)
内容目次(かっこ内は執筆者)
I | 眼瞼の疾患 | ||
1. 霰粒腫(三戸秀哲 井出眼科新庄分院) 2. 麦粒腫(三戸秀哲) 3. 眼瞼下垂(久保田伸枝 帝京大学) 4. 眼瞼内反(根本裕次 帝京大学) 5. 眼瞼外反-老人性(八子恵子 福島医科大学) 6. 兎 眼(八子恵子) 7. 睫毛乱生(柿崎裕彦 愛知医科大学) 8. 眼瞼皮膚弛緩症(井出 醇・山崎太三・辻本淳子 井出眼科病院) 9. 眼瞼良性腫瘍(小島孚允 さいたま赤十字病院) |
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II | 結膜・眼球の疾患 | ||
1. 翼状片(江口甲一郎 江口眼科病院) 2. 眼窩脂肪脱出(金子博行 帝京大学) |
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III | 涙器の疾患 | ||
1. 涙道ブジー(先天性狭窄)(吉井 大 国立身体障害者リハビリテーションセンター) 2. 涙小管炎(吉井 大) 3. 涙点閉鎖(吉井 大) |
シリーズ:視能訓練士-スペシャリストへの道
2010年5月14日 金曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/shinou_series.htmシリーズ:視能訓練士-スペシャリストへの道
別途、送料が一律500円かかります。お買い上げ金額10,000円(税別)以上で送料無料。
眼科学辞典
2010年4月19日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho001.htm眼科学辞典
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残りわずか!! |
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眼底レーザー治療図譜
2010年4月19日 月曜日 https://www.medical-aoi.co.jp/book/sho003.htm眼底レーザー治療図譜
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品切れ |
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今日レーザー治療は、眼科治療の大きな分野を占めており、重要な治療手段の1つになっている。レーザー光凝固治療がはじまってから、すでに30年になろう としているが、レーザーのアトラスはあっても治療図譜は出版されていない。本書の出版にあたって、術前のカラー写真、蛍光眼底写真、凝固直後のカラー写 真、経過を追い治癒したカラー写真がすべて見るに耐える状態に撮影されており、さらに同一術者の手(凝固手技)によるものを原則として、種々の疾患をカ バーすることを考慮した。治療頻度の高い5大疾患を中心に、同じ疾患でも症例により、いかに病態が違うかを、多数例で提示した。
(序文より)
内容目次
1~9 | 網膜裂孔 | ||
孤立性弁状裂孔/変性単緑裂孔/硝子体癒着牽引裂孔/周囲に剥離のある孤立性裂孔 | |||
10 | 網膜円孔 | ||
遊離弁円孔 | |||
11 | 網膜赤道部変性 | ||
12~26 | 中心性網脈絡膜症 | ||
円形漏出/噴出型漏出/斑紋/面状漏出/色素上皮剥離/再発例/両眼再発例/誤診例/中心窩外漿液性剥離 | |||
27~42 | 加齢性黄斑変性 | ||
小型の新生血管板/出血性色素上皮剥離/漿液性色素上皮剥離/神経上皮下出血/円板状病巣/再発例 | |||
43~65 | 糖尿病網膜症 | ||
単純網膜症/増殖前網膜症/増殖網膜症 | |||
66~101 | 網膜静脈分枝閉塞症 | ||
上耳側静脈閉塞/上耳側黄斑静脈閉塞/下耳側静脈閉塞/下耳側黄斑静脈閉塞/上半周閉塞/下半周閉塞/陳旧例 | |||
102~114 | 網膜中心静脈閉塞症 | ||
若年例/非虚血型/若年例・非虚血型/切迫型→非虚血型/非虚血型→虚血型/虚血型/切迫型→虚血型 | |||
115~125 | 網膜細動脈瘤 | ||
静脈分枝閉塞症型/両眼症例/網膜前出血型/網膜下血腫型/漿液性剥離型/輪状白斑型/拍動性細動脈瘤/静脈分枝閉塞症型治療後発症例 | |||
126~128 | 傍中心窩毛細血管拡張症 | ||
129~133 | 粟粒血管腫症 | ||
134~135 | Coats病 | ||
136~138 | Hippel病 | ||
139~141 | 新生血管黄斑症 | ||
強度近視/網膜色素線条 | |||
142~143 | 脈絡膜血管腫 | ||
144 | 脈絡膜悪性黒色腫 | ||
145~146 | 脈絡膜転移癌 |